完全自動物価スライド等の導入(平成元年改正)

昭和 60 年改正において基礎年金制度を創設し、年金制度の安定化が図られましたが、 我が国の平均寿命の伸びは著しく、将来的には 65 歳以上の人口が総人口の2割を 超えるほどの高齢化社会となる見通しとなりました。 これに対応するため、厚生年金の支給開始年齢の引上げが検討されたものの、 見送られることとなり、年金額の完全自動物価スライド制の導入や、20 歳以上の 学生の国民年金への強制適用等の改正が行われました。

 

 

 

老齢年金の基本設計(平成元年改正)

 

基礎年金;年金額=666,000 円×加入年数/40 年

 

厚生年金;年金額=基礎年金+平均標準報酬(再評価後)×7.5/1000×加入月数

 

 

 

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