複雑な思いです

早速本題ですが、特に気になったご依頼で

ご依頼者の方は、遡って障害年金を請求出来る事を、色々とホームページ等でご自身で勉強された方で、○○○万円必ず受給出来ると確信されていたご様子でした。


当初の面談で、認定基準から認定日当時は障害年金に該当する可能性は低い事を説明いたしましたが、ご本人の強い希望もあり、認定日頃通院されていた可能性のある医療機関すべてを私が、問い合わせました。

ただ20年以上前の事で、すべての医療機関でカルテ廃棄、その間の受診ではなく数年後から受診している等で、当時の診断書取得は不可能でした。

ずいぶん前の事で、はっきり認定日から3月内頃に受診してたかどうかも、ご依頼者の方も、覚えておらず正直なところはっきりいたしません。


初診日の病院だけは、かなり前のことですが、きちんと記録を残していただけた為、容易に受診状況証明書を取得出来たのですが、以後通院無しとその病院ではないことも合わせて、教えていただきました。


そこまでの経緯から事後重症で今の状態での請求を早急に行うことが最善と考えられることを何度説明しても、理解いただけないです。

今の主治医に書いてもらう等を主張されるようになり

カルテがない中、医師が推測だけで20年以上前の事を書くことは当然出来ないということ。

法的にも当然医師が書くはずがない旨説明しても理解いただけません。


来月の受診で先生にお願いするとの事で、請求はそれからにしたいと言われてしまいました。


支給開始が遅れてしまう不利益を入念に説明し、ご依頼者に納得いただいた後に請求するよういたしました。